10/7
就職ってなんのためにするのだろうか?生きていくため?自分の夢を叶えるため?お金持ちになるため?
人それぞれ目的はあると思うが、就職をゴールにしてほしくはない。あくまで就職は手段でありそれを通して自己実現をしてほしいと思う。
今日兄と久しぶりに会った。新卒一年目で4月から就職先に勤務していたが先月いっぱいで辞めたみたいだ。何か今後の戦略はあるのだろうと思って聞いて見たら、まだ決めてないみたいだ。これから色々試してみて決めていくみたいだ。言ったら彼は今ニートだ。しかし、退職して一切後悔はしていないし周りからの目も気にしていないのはかっこよかった。人は社会的立場を気にしてなかなか決断できない人もいるがそんなのは自分を守る言い訳に過ぎない。兄みたいに自分の人生思い切って生きている方が格好いい。
兄から聞いた就職についての知識をアウトプットとして書いていく。印象に残った言葉は、
「やりたいことがあってもやれるだけの力がなければ大企業に行け。やりたいことあってやれる力があるなら好きなように生きろ。」
彼はやりたいことがあったけどやれるだけの力がなかった。やれる力もつけるために会社に行ったが、実際はそうではなかった。ある分野に興味のある彼はその分野の会社に就職したが実際に半年勤務したのはカフェの店員。やりたいことを全くできなかったのだ。本当にやりたいことの力をつけるどころかその機会すらなかったのだ。つまり、やりたいことができると思っている会社でも実際はそうだとは限らないということを伝えたい。では、なぜ大企業なのか。結論は、リスクヘッジだと僕は感じた。大企業に入ると、実際にやりたいことができる会社でなかっても転職がしやすい。大企業に入るといろんな人脈ができて実績的にも強い。あまり好きな見せ方ではないがこれが今の日本の現状。大企業に入ったから好きなことができるというよりは大企業に入ることで人生の選択肢が広がるし挑戦しやすいということだ。
しかし一つ自分としては忘れてはならないことがある。兄の言葉の中にもある「やれるだけの力」。今の発言の逆にもなるが、これさえあれば挑戦はできるということだ。だったら就職する前からその力をつければ良い。だったら就職しなくてもやりたいことをやって生きていける。大企業がリスクヘッジなら、僕でいうと資格がある。失敗する気は無いがリスクヘッジしているからという説得には使える。
兄と父の話を聞いて楽しかった。自分はまだまだ隠していることが多いが、3月には父にもはっきり言おうと思う。父の一言も印象的で、
「50歳はフェラーリ乗って何もせずに生きていると思っていた。しかし、実際は軽自動車乗って休みも返上して働いている。理想とはかけ離れているがそれも悪くは無い。自分のやりたいことで生きていて感謝してくれるお客さんがいる。おれはお客さんがいる限り死ぬまで働く。」
男としてかっこいいなとシンプルに思った。なるようになるで生きてきた人生に後悔は無い。実際になるようになって子供である僕たちをここまで自由に生きさせてもらえているのは感謝しかない。いつか両親に兄弟から家をプレゼントするのが僕の夢。あと5年後には楽させてあげれるようにやっていく。
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