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from 大学
今日は面白い授業を受けた。大学に入って一番面白かった。内容は東洋医学。経絡治療というものがあってそのスペシャリストの先生。今日思ったのは満遍なくある知識よりも一つのことに特化した人がかっこいいということ。この分野においてはなんでも聞いてくれ、と言える人になりたい。果たして僕の場合は何に当てはまるのか。今何を極めるかで人生が大きくかわる。自分だけの武器を手にして社会に価値を与えていきたい。自分で納得する必要があるし他人を引きつけないといけない。じっくり考えて挑戦していきたい。
今日の授業で学んだことは2つ。
まず一つ目は、精と神についてだ。ここからはマニアックな話になるので分からないかもしれないが自分のアウトプットとして書かせてもらう。生命が誕生するのには父の精「父精」が必要である。父精が着床して命ができる。命には2つ大切なものがある。それは「陰」と「陽」である。陰と陽はどちらか片方では成り立たない。昼と夜。夏と冬。両方のバランスが大切である。精と神においても陰陽は存在する。精は陰となる。陰は水の要素があり下に流れていく。そのため臍の下の方に精は存在する。その精が宿る場所となるのが腎である。だから「腎精」と言われる。一方で、神は「陽」となる。陽は火の性質があり上に行くため胸の近くに存在する。火によって上昇した神を宿す場所が「心臓」である。このように「精」と「神」から生命は誕生している。だからこそ精神は大切なのだ。
二つ目は生理について。女性は7の倍数で身体に変化が訪れて男性は8の倍数で訪れる。例えば、7歳で歯が抜けて、14歳で初潮がきて、49歳で閉経する。基準となる年よりも随分と早まっていたら更年期障害の可能性がある。生理は毎月やってくるがそれは初潮と閉経の意味付けと同じである。生気が最も活性しているときに生理が始まり、生気が最も衰えた頃に生理は終わる。これが毎月女性の体内ではおこっている。また脈が浮いていて早くて強い人は熱があり月経の周期が早くなる。反対に脈が沈んで遅くて弱い人は寒があり月経周期が遅い。生理痛については、生邪同一であるということ。生気が活性的になると同時に邪気も発達する。だから生理痛がある人は邪気が体内に溜まっているのだ。邪気ができる理由はただ一つでストレスだけだ。この邪気を放置しているとやがて塊になる。それが腫脹である。ただ、出産するときは同時に瘀血である邪気が一緒に排出される。しかし生理痛ある邪気が多い人は妊娠がしにくい。
腹診と言ってお腹を触って診察するものがある。お腹を圧0で撫でていきザラザラしていたら虚であり、ツルツルしていたら実であるということ。虚の方が問題である。へそより上を大腹、下を小腹という。大腹には心脾肺があり、小腹には肝腎がある。
西洋医学では判断できないことも東洋医学なら証明することができる。もっと東洋医学を普及させたいと改めて思った。東洋医学が普及することにより、幸せな人が増えると確信できる。さらに鍼灸師のニーズが上がる。もっと優秀な鍼灸師を増やしていきたい。人生100年時代と言われているが、健康が何より大切であるので需要を上げていきたい。
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